月別アーカイブ: 2025年2月

寮内紹介③【ビルド福岡 福岡 鞍手 外国人技能実習 技能実習生 外国人技能実習生共同受入れ事業 共同購買事業 無料職業紹介事業 調査・研究事業 外国人建設就労者共同受入れ事業 外国人建設就労者受入れに係る職業紹介事業 教育および情報の提供に関する事業 福利厚生事業】

みなさん、こんにちは。協同組合ビルド福岡です!

今回は “定期巡回中の聞き取り” というもののお話をさせていただきます♪

外国人技能実習生の受け入れを行っている企業において、定期巡回中の聞き取りは非常に重要な活動です。このプロセスは、実習生が労働環境や生活環境で抱えている問題や課題を早期に発見し、適切な対応を行うために行われます。また、企業としては実習生の働きやすい環境を提供し、法令遵守の観点からも必要不可欠な業務です。以下に、定期巡回中の聞き取りについて詳しく説明します。

○定期巡回の目的
定期巡回の主な目的は、実習生が現場で直面している問題や不安を把握することです。具体的には、労働条件、給与、休憩時間、住居環境、健康面、さらには日本語のスキル向上や社会生活に関する課題など、多岐にわたります。また、企業の方針や法令に則って、実習生の権利が適切に守られているかを確認することも目的の一つです。実習生が安心して働ける環境を提供するために、定期的な巡回を実施し、実習生とコミュニケーションを取ることで、早期に問題を発見し解決策を講じることが可能となります。

○聞き取りの内容
定期巡回中に行う聞き取りでは、主に以下の項目が確認されます。

○労働条件の確認
実習生が契約通りの労働条件で働いているかどうか、残業の有無、給与の支払いや控除に関する問題がないかなどを確認します。また、休憩時間や休日の取り方についても聞き取り、適切に休養を取れているかをチェックします。

○健康面のサポート
実習生が過度な疲労やストレスを感じていないか、健康状態に問題がないかを確認します。特に外国人実習生の場合、日本での生活に慣れていないことから、食事や睡眠などの生活習慣が影響を与えることがあります。体調不良や精神的なストレスが見受けられる場合は、適切な対応が必要です。

○住居環境のチェック
住居環境についても確認が必要です。住居が安全で清潔であり、実習生が快適に生活できる場所であるかを定期的に巡回し、問題があれば改善策を検討します。特に、住居に関するトラブルや不満があった場合には早急に対応することが求められます。

○日本語や文化への適応状況
日本語の能力や文化への適応状況も聞き取りの一環として重要です。日本語が十分に理解できない場合、仕事に支障をきたすことがあります。また、文化の違いから生じる誤解や摩擦を防ぐためにも、実習生が日本の文化や習慣に適応できているかどうかを確認します。

○生活面での困りごとの有無
生活全般に関する悩みや困りごとがないかも重要な聞き取り内容です。例えば、買い物や交通機関の利用方法、銀行口座の開設、健康保険の加入手続きなど、日常生活に関するサポートが必要な場合があります。実習生が一人で解決できない問題については、企業がサポートを行うことが求められます。

★定期巡回後の対応★
定期巡回後は、実習生からの聞き取り結果を基に、企業としての改善点や対応策を検討します。問題が発覚した場合は、迅速に解決策を講じ、実習生に対して適切なフォローアップを行うことが求められます。例えば、労働環境の改善が必要な場合は、労働条件を見直し、住居環境に問題があれば修理や移動を手配します。また、実習生が日本語に関するサポートを必要としている場合は、日本語学校の紹介や社内研修を実施することも一つの方法です。
→入国1年目は1か月に1回 / 2年目以降は3か月見1回巡回します。

定期巡回中の聞き取りは、外国人技能実習生の生活と仕事の環境をより良くするために不可欠なプロセスです。実習生の意見や悩みを尊重し、問題を早期に把握して適切に対応することで、実習生が安心して働ける環境を提供することができます。

今回はここまでです^^ 次回もお楽しみに~~~!

寮内紹介② 【ビルド福岡 福岡 鞍手 外国人技能実習 技能実習生 外国人技能実習生共同受入れ事業 共同購買事業 無料職業紹介事業 調査・研究事業 外国人建設就労者共同受入れ事業 外国人建設就労者受入れに係る職業紹介事業 教育および情報の提供に関する事業 福利厚生事業】

みなさん、こんにちは。協同組合ビルド福岡です!

今回は以前ご紹介した『講習室』で実際どんな講習がされているかお話していきます~!

右にあるお写真が実際講習を受けている時で、こちらは『法的講習』が開講されています。

外国技能実習生を受け入れる企業において、法的講習は非常に重要な役割を果たします。
実習生が日本の法律や労働環境に適応できるようにするための指導が行われます。以下では、法的講習の主な内容について詳しく述べます。

1. 労働基準法に基づく働き方
労働基準法は、労働者の基本的な権利を守るための法律です。実習生には、労働時間、休憩時間、休日、残業の取り決めについて説明します。特に、日本の労働時間の上限や、休息日を含む週の勤務時間の上限について理解させ、過労や不当な労働条件を避けるよう指導します。また、労働時間外での労働が発生する場合の手当や、残業に関する適正な賃金支払いについても教えます。

2. 労働契約書の内容と解約について
実習生に対して、労働契約書がどのような内容であるか、またそれが労働者と使用者間でどのように契約関係を結ぶものなのかを説明します。契約の内容や労働条件を理解することが重要であり、特に解雇や契約更新の際の手続きについても知識を深めることが求められます。

3. 安全衛生管理
日本の労働安全衛生法に基づき、職場での安全を確保するために必要な措置が講じられています。実習生には、職場での安全に関する基本的なルールや危険を回避するための方法を学んでもらいます。例えば、作業中の安全具の使用や、災害が発生した場合の対応方法、事故防止のために実施すべき手順について指導します。

4. 社会保険と労働保険
実習生には、日本での社会保険(健康保険、年金、雇用保険など)に加入する義務があることを学びます。これらの保険は、万が一病気やケガをした場合、または失業した場合に支援を提供するものです。実習生には、保険に加入する意義や、もし何か問題があった場合にどのように手続きするかも伝えます。

5. 生活支援に関する法的な取り決め
外国人実習生が日本で生活をしていく上で、生活に関連する法的な支援制度も理解する必要があります。住居の契約や、公共交通機関の利用方法、教育を受ける権利、そして日本の文化や生活習慣に関する情報も提供されることがあります。

本当はここに書ききれないくらいまだありますが、今回はここまでにしておきます(笑)
続きはまた次回!お楽しみに~~~^^