みなさん、こんにちは。協同組合ビルド福岡です!
今回は以前ご紹介した『講習室』で実際どんな講習がされているかお話していきます~!
右にあるお写真が実際講習を受けている時で、こちらは『法的講習』が開講されています。
外国技能実習生を受け入れる企業において、法的講習は非常に重要な役割を果たします。
実習生が日本の法律や労働環境に適応できるようにするための指導が行われます。以下では、法的講習の主な内容について詳しく述べます。
1. 労働基準法に基づく働き方
労働基準法は、労働者の基本的な権利を守るための法律です。実習生には、労働時間、休憩時間、休日、残業の取り決めについて説明します。特に、日本の労働時間の上限や、休息日を含む週の勤務時間の上限について理解させ、過労や不当な労働条件を避けるよう指導します。また、労働時間外での労働が発生する場合の手当や、残業に関する適正な賃金支払いについても教えます。
2. 労働契約書の内容と解約について
実習生に対して、労働契約書がどのような内容であるか、またそれが労働者と使用者間でどのように契約関係を結ぶものなのかを説明します。契約の内容や労働条件を理解することが重要であり、特に解雇や契約更新の際の手続きについても知識を深めることが求められます。
3. 安全衛生管理
日本の労働安全衛生法に基づき、職場での安全を確保するために必要な措置が講じられています。実習生には、職場での安全に関する基本的なルールや危険を回避するための方法を学んでもらいます。例えば、作業中の安全具の使用や、災害が発生した場合の対応方法、事故防止のために実施すべき手順について指導します。
4. 社会保険と労働保険
実習生には、日本での社会保険(健康保険、年金、雇用保険など)に加入する義務があることを学びます。これらの保険は、万が一病気やケガをした場合、または失業した場合に支援を提供するものです。実習生には、保険に加入する意義や、もし何か問題があった場合にどのように手続きするかも伝えます。
5. 生活支援に関する法的な取り決め
外国人実習生が日本で生活をしていく上で、生活に関連する法的な支援制度も理解する必要があります。住居の契約や、公共交通機関の利用方法、教育を受ける権利、そして日本の文化や生活習慣に関する情報も提供されることがあります。
本当はここに書ききれないくらいまだありますが、今回はここまでにしておきます(笑)
続きはまた次回!お楽しみに~~~^^